1,000人近く死者をだしたケニア大統領選挙の混迷は元国連総長アナン氏をはじめとする粘り強い調停の話し合いは続いていますが未だ解決の目処は立っていません。 候補者のキバキ氏とライラ氏の両陣営共に大選挙違反をしているみたいで双方ともすねに傷がある為裁判所に訴えることもしませんし、また再選挙となると再び大混迷の可能性があります。 ケニアの場合は大統領に多くの権力が集中している為のケニアの権力争いなので、すぐに解決できなさそうです。 現在 観光が最大の基幹産業のケニアにおいてほとんどお客が来ない事態になりそれで生活している多くの人への打撃は大きい。 それ以上にケニア人自身が今回の暴力は行き過ぎたとの自戒もあるみたいで We are The Kenya というようなキャンペーンが始まっています。 というものの 部族間の経済的な格差、価値観、生活観の違いは埋まりそうになくこの先まだまだ予断は許せません。 僕らの大好きなケニアに早く安定が来る事を祈っています。