木曜日, 10月 16, 2008

宗麟カボチャとシモン合鴨

宗麟かぼちゃ
1541年に大分に漂着したポルトガル船がカボチャを運んできたのが日本のカボチャの始まりと考えられています。
カボチャを献上された大友宗麟は後にキリシタン宣教師フランシスコ・ザビエルに出会いキリスト教に1578年に洗礼を受けドン・フランシスコという名前をもらいます。
そのカボチャはずっと長い間大分県で栽培され続けていましたが、どこの農家も栽培しなくりました。
ところが最近になって福岡県豊前市にある三毛門に このカボチャが数軒の農家で栽培されている事がわかりました。
宗麟カボチャは一般的な品種改良されて柔らかく甘いカボチャと違い、多少硬い皮ですが、カボチャ本来のほんのりした甘みが特徴です。
僕はこのカボチャが大好きです。
ちなみにカボチャの名前の由来はカンボジアがなまったと言われています。

シモン合鴨
沖縄の伊江島でとれた栄養価の高いシモン芋や当地特産の島ピーナツを餌として、すべて地飼で抗生剤を一切使わず育てられています。
シモン合鴨は肉の熟成期間も充分考えている伊江島特産の合鴨です。
沖縄の小さな離島で明るい太陽と潮風とともに育った鳥はとてもコクのあるうまさが特徴です。
 
今ここ はこの2つの素材を大切に使った料理をお出ししていまのでぜひ 御笑味いただきたいです。

ポレポレ店長 た。

月曜日, 10月 13, 2008

おせちご予約承ります。

昨年好評いただいたおせちを今年も素材を充分吟味して心をこめてつくります。
1組 39,800円 (4~5人様)
限定 20組
お早めのご予約をお待ちいたしております。

な。シェフ よしえ女将 ポレポレ店長 た。


大野南幼稚園(10月6~10日)で 今ここサファリ写真展をしました。
初日は動物お兄さんになりたくさんの園児の前で緊張しましたが、野生の動物の話をして楽しかったです。
みんなとお話をしたらアフリカに興味をたくさん持っていました。
お礼にと多くのあたたかい手紙を子供たちから頂きとても嬉しかったです。
大野南幼稚園の皆さま ありがとうございました。
こちらの大野南幼稚園をクリックして頂くとその日の楽しい模様がみえます。
今ここのサファリ野生動物写真は団体の皆様へ無料で貸出していますので 興味がある方はご連絡ください。
11月は西区の特別養護老人ホームでサファリ写真展をします。



日曜日, 10月 05, 2008

バクラヴァー

 11月27日大好きなキッチンパラダイスで砂糖の話をする機会を頂いた。
かって何気なく使っていた砂糖だったが、初めてアフリカに行った時 砂糖の違いやその歴史をとても身近に感じた。
塩の違いはよく言われるが砂糖も同じでその地方、環境、気候に大きく関係していると気づいた。
旅に出ては最初に市場に行き そこからその街を見てきましたが それ以来 その地の砂糖の味を確認する楽しみが増えた。
砂糖4000年の歴史は あの甘さを求めた多くの悲劇もあったけれど、その進化と発展は常にお菓子、コーヒー、お茶とともにあったと思います。


今から3000年程前にアッシリアで作られたバクラヴァーを作った。
小麦粉、シナモン、クルミ、アーモンド、砂糖、蜂蜜、香辛料でできてるシンプルなお菓子です。
アラブの街角で食べると脳天直撃の甘さですが、日本の砂糖と西洋ミツバチの蜂蜜だとマイルドな甘さになった。
ところで 小麦粉を使った一番古いお菓子と言えば水に溶いた小麦粉を薄く鉄板の上で焼きそれに黒砂糖をかけたお菓子だと僕は思います。
アラブ、インド、アジアの各地の夜店で焼き方は違うけれど同じようなものを多く見ました。
そういえば 僕のお婆ちゃんも似たようなものを時々作ってくれていました。
それにしても最近はお店で売っているお菓子の種類があまりにも多いような気がします。
3000年後に残っている今のお菓子はどんなお菓子なのかしら?
そこまで人類はいるのでしょうか?
ポレポレ店長 た。
(お菓子を食べ過ぎないように気をつけています。)