日曜日, 10月 05, 2008

バクラヴァー

 11月27日大好きなキッチンパラダイスで砂糖の話をする機会を頂いた。
かって何気なく使っていた砂糖だったが、初めてアフリカに行った時 砂糖の違いやその歴史をとても身近に感じた。
塩の違いはよく言われるが砂糖も同じでその地方、環境、気候に大きく関係していると気づいた。
旅に出ては最初に市場に行き そこからその街を見てきましたが それ以来 その地の砂糖の味を確認する楽しみが増えた。
砂糖4000年の歴史は あの甘さを求めた多くの悲劇もあったけれど、その進化と発展は常にお菓子、コーヒー、お茶とともにあったと思います。


今から3000年程前にアッシリアで作られたバクラヴァーを作った。
小麦粉、シナモン、クルミ、アーモンド、砂糖、蜂蜜、香辛料でできてるシンプルなお菓子です。
アラブの街角で食べると脳天直撃の甘さですが、日本の砂糖と西洋ミツバチの蜂蜜だとマイルドな甘さになった。
ところで 小麦粉を使った一番古いお菓子と言えば水に溶いた小麦粉を薄く鉄板の上で焼きそれに黒砂糖をかけたお菓子だと僕は思います。
アラブ、インド、アジアの各地の夜店で焼き方は違うけれど同じようなものを多く見ました。
そういえば 僕のお婆ちゃんも似たようなものを時々作ってくれていました。
それにしても最近はお店で売っているお菓子の種類があまりにも多いような気がします。
3000年後に残っている今のお菓子はどんなお菓子なのかしら?
そこまで人類はいるのでしょうか?
ポレポレ店長 た。
(お菓子を食べ過ぎないように気をつけています。)