月曜日, 6月 09, 2008

タジン鍋

サハラを旅していたとき この兄弟からタジン鍋をマラケシュで手に入れました。
 信じられないほど安かったのですが 福岡に無事送るのにおおごとしました。

モロッコのタジン鍋はベルベル人がサハラ砂漠を旅する時に使う鍋で 水は貴重なので 材料を全て入れて炭でコトコトゆっくり時間をかけて無水鍋状態として使います。

日本のガス台は火力が強いため 気をつけていても鍋底にクラックができ危険な状態になりやすいです。
この1年半 蓋は大丈夫だったが、7枚の鍋にヒビが入り使いずらくなりました。
鍋の素材が日干し煉瓦と似た素材である為と、焼く時の窯の温度が低いのが原因ですが 格安値段でもあり、また二人への距離がありすぎるため文句いう気持ちすらおきません。

幻窯(げんよう)の政岡ご夫婦に是非にと お願いしていたタジン鍋が出来たとの事で 熊本へ行きました。

大量生産の鍋と違い一つ一つロクロで作られ高温で焼かれた鍋はとても強そうです。
幻窯のお二人は直火のできる すてきな作品を色々作っています。
買い物きらいなポレポレ店長ですら、あまりにかわいい為に ほかに直火角皿をうっかり6個も買ってしましました。
幻窯に興味をもたれた方はご連絡くだされば 御紹介いたします。

さて これで安心して今ここ風タジン料理ができます。

 蓋はモロッコ製で鍋は熊本製です。
これは最高のコンビだと思っています。

御予約の時 タジン料理に興味のある方はその旨を伝えてiただけると 御希望にそうように努力します。

サハラで教わったベルベル料理がお口に合うかはあなた次第ですが・・・

ポレポレ店長 た。