木曜日, 3月 15, 2007

ご招待

僕らの姉さん 

そして“今ここ”の後見人でもある大楠正子さんが
遂に!長年!織り続けてこられたノルウェー織物の個展を開かれます。

親日家の多いノルウェーの風がいっぱい詰まった作品です。
期間中に村岡屋ギャラリーに是非お出かけ下さい。

詳しくは下記のご案内をごらん下さい。 
よろしくお願い致します。

倉重 隆



ノルウエーの織物展 
                                 大楠 正子


このたび、ノルウエー王国大使館、福岡・ノルウエー友好協会の後援を戴き、下記のようにノルウエーのー織物展を開催することになりました。
ノルウエーはヨーロッパ大陸の北の端にある国です。日本からは遠い国ですが、文化面、社会面で共通点があり大変興味深い国です。また、親日家が多く、心地よく滞在の出来る国です。
私はそのノルウエーの12世紀に首都として栄えた古都、現在3番目に大きい都市トロントハイムに通算   1年半住みましたが、その間に織物を習いました。
ノルウエーは世界有数の毛糸の生産国、消費国で、昔から編み物とともに、織物が盛んです。今も自宅に織機があってカーテン、テーブルクロスなど日用品を織る家庭もあります。手芸も盛んで、民族衣装も祖母、母親が、娘、息子に作ってやります。同じような緯度のある、イギリスでは石造りの家が多いのですが、ノルウエーでは木造が多く、内装は木材を上手に使っていて、暖かい雰囲気をかもし出しています。そんな点も親しみを感じるところでしょうか。
多くの家では、その木製の壁に毛糸で織ったタペストリーを飾っています。私はこのタペストリーに魅せられて、伝統的な模様のタペストリーを織ってきました。福岡にも博多織が伝統としてありますが、ノルウエーの織り柄の中には模様が似ているものもあります。西洋の端と東洋の端、場所は違っても織り手は同じような発想をするのでしょうか。
今回はタペストリー20点のほか、テーブルランナー25枚、クッション4個など、ノルウエーの織物を見ていただきたく作品展を開くことにいたしました。
作品展は下記の日時に開催いたします。織物を通じてノルウエーが一歩でも近い国になりましたら幸いです。また会場にはノルウエーの風景などを写しました写真をスライドショーでお目にかけます。楽しんでいただけたら、と思っております。

日時 2007年 4月3日(火)~8日(日)    11時~19時 (最終日は17時まで)
場所 新天町 村岡屋ギャラリー 2階